大学や専門学校、環境団体、企業、行政など、生物多様性やその保全について取り組む組織の担当者に向けて、さらには日本の自然や動植物について知りたい学生や愛好家に向けて、日本の自然やその保全に関わる先進事例を学ぶ研修プログラムを提供する。 プログラムでは、奥山から都市の自然まで日本の代表的な自然を訪れ、その特徴や動植物などについてガイドが解説するとともに、保全されることになった背景や歴史、また現場の保全管理方法などについても紹介する。自分たちが視察するだけでは得られない情報を提供することで、東京の自然をより深く理解し、訪問者が持ち帰る、すぐに自分たちの取り組みに活かせるような情報を得ることが最大のメリットとなる。 プログラムの内容や訪問先について事前にどのような研修にしたいかをヒアリングし、ニーズに合わせた日本滞在をコーディネートする。団体人数が10名以上になる場合は要相談。
北澤哲弥:株式会社エコロジーパス取締役。江戸川大学非常勤講師。博士[環境学]。専門は植物生態学。自然公園のレンジャー、都市公園の自然再生に関わるNPOスタッフ、大学・行政の研究者など、様々な立場から生物多様性の保全に携わり、現在は生物多様性コンサルタントとして企業のCSR活動の取り組みをサポートしている。